ぎっくり腰・腰部椎間板ヘルニア・坐⾻神経痛

ぎっくり腰・腰部椎間板ヘルニア・坐⾻神経痛に対する鍼

慢性的な腰痛(重い感じ)にぎっくり腰が重なった事例。

患者

 30代 男性。
 1週間ほど前、腰を上げた際に痛みが⾛ったとのこと。腰を反らす⽅向に動かすと増悪し、そこから前に戻す時にも痛むようでした。腰部の広い範囲に筋緊張を認め、右臀部にも圧痛がありました。
 病院では腰部椎間板ヘルニアと坐⾻神経痛の診断。MRI検査の予定あり。

施術・経過

 先ずは腰椎に対応する頭のツボに鍼をしました。腰を伸ばしやすくはなるものの、そこから戻す際には痛むとのこと。
 次に⼿のツボに鍼。腰を完全に伸ばすことができるようになりました。
 まだ奥の⽅に痛みは残る様でしたが、そのまま時間を置くことにしました。
 数分経過したころに気分が悪さを訴えられたので、そのままベッドへ横になっていただき(最初は座って鍼をしていました)、鍼の本数も減らして様⼦を⾒ながら⼀定時間経過を見ました。
 奥の⽅の痛みはいくらか残存していましたが、曲げ伸ばしはかなりスムーズになっていたので施術を終えました。

施術者コメント
 鍼の副作⽤である瞑眩(めんげん)が起こった事例です。
 瞑眩は⾎管迷⾛神経反射とも呼ばれ、 ⾃律神経系の働きによって⾎圧や⼼拍数が下がり、脳への⾎液循環量を確保できずに⽬まいや気分の悪さなどの症状を起こす状態です。場合によっては失神することもあります。鍼のほか、採⾎や⾎圧測定、激しい痛み、排尿、⾎流制限を伴うトレーニング(加圧トレーニング等)など、強いストレスによっても誘発されます。
 瞑眩は、施術量が多すぎたり患者の体調が優れなかったり、あるいは患者の感受性が⾼かったりすると、鍼をした数分から⼗数分後に起こることが多い印象です。今回使⽤した鍼の数は3本でしたが、董⽒楊⽒奇⽳は強⼒な⼿法ですのでこのようなことも起こり得ます。
 瞑眩が起きても、鍼を抜いて安静にしていれば⼤抵の場合は治まっていきます。
 元の症状に対する施術に関しては、そこで中断することもあれば、今回のように刺鍼数を減らすなどして対応することもあります。


費用

会員施術料 4,950円
一般施術料 6,600円
初回料別途 2,200円

その他オプション・割引あり
初回60~90分程度
2回目以降45分程度

さらに詳しく

予約

059-256-5110
営業電話は固くお断りします

月~金 9時~21時
 土  9時~15時
日曜休業・祝祭日不定休

ウェブ予約
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免責事項にご同意のうえ、ご予約ください

免責事項

 鍼による施術は痛みや出血を伴う場合があります。また、以下のような場合、施術による変化が現れにくかったり、症状の“もどり”が早かったり、施術期間が⻑期に及んだり、施術することをお断りしたりすることがあります。鍼にはネガティブな側⾯があり、万能でもないことをご承知おきください。

構造上の問題による痛み
重篤な疾患による痛み
強⼒なあるいは多種の薬剤服⽤
⾼齢・衰弱による⽣理機能の低下
取り除けない物理的刺激要因
各種⼼理的要因

さらに詳しく

アクセス

〒514-1105 三重県津市久居北口町15-7
近鉄久居駅より徒歩15分/伊勢自動車道久居ICより車で5分
駐車スペース場常2台分あり
※看板がありませんのでご注意ください

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