患者
30代 ⼥性。
5時間ほど前(間⾷直後)から発症した蕁⿇疹の事例です。
頚部、胸部〜両上肢にかけての発疹・発⾚・強い痒みを⾃覚していて、痒み・⾚味とも現在がピーク。胸まわりが熱く、逆上せてくるとのことでした。仕事などで精神的・⾁体的疲労が蓄積すると蕁⿇疹が発⽣し、痒くて眠れないことが時々あるそうです。⾷物アレルギーは無いですが、間⾷で⾷べた卵サンドが悪かったのかもしれないと⾃⼰診断されていました。
数⽇の乾燥して寒冷な気候と、⾐服による物理的刺激、仕事上のストレスが重なったか。あるいは患者の⾔うように卵サンドが原因か。判然としませんが、⼤変お疲れの様⼦ではありました。
施術・経過
⽿と指に刺絡をし、太腿と指に鍼をしました。※刺絡とは、東洋医学の理論に基づき、生命の根源である「気」と「血」を動かすために特殊な鍼を用いて皮膚を切りる手法です。少量の出血を伴います。外科手術等の医行為を混同される方もいらっしゃいますが、法的にも認められた鍼の手法のひとつです。
鍼をしたまま時間を置くと、⾚味が退き、痒みもほとんどなくなっていきましたが、30分弱で全体的に少しぶり返してきたとのこと。体⼒的に鍼を⻑時間刺しておけない状態であると判断し、鍼を抜きました。
ぶり返してきた症状に対しては、肩と⾸の付け根にお灸をすることで対応し、結果、左肩の⼀部分以外は痒くなくなりました。発疹は全体的に最初よりは退いてきているものの、腕にはブツブツと残っている状態でしたが、痒みが⼤きく改善したので、この⽇の施術はここで終了としました。


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免責事項
鍼による施術は痛みや出血を伴う場合があります。また、以下のような場合、施術による変化が現れにくかったり、症状の“もどり”が早かったり、施術期間が⻑期に及んだり、施術することをお断りしたりすることがあります。鍼にはネガティブな側⾯があり、万能でもないことをご承知おきください。
構造上の問題による痛み
重篤な疾患による痛み
強⼒なあるいは多種の薬剤服⽤
⾼齢・衰弱による⽣理機能の低下
取り除けない物理的刺激要因
各種⼼理的要因
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