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男性の不妊 ― 精液検査の小話

 あるカップルが不妊の検査を受けることになったときのこと。
 スケジュールの関係上、男性が精液を採取して女性に提出を託けたそうです。その託けられた精液について女性が若干の不満を抱いたというのが、今回のお話の発端。

「なんか、少なくない?」って思ったんです

 そう。問題の不満というのは、託けられた精液の量が少ないのではないかというもの。
 これには私、ピンとくることがありました。

「いや、どうでしょう。男性が1回頑張って、何ミリリットルの精液が射出されるかご存知です?」

 採取用のカップは結構大きめです。“並々” にだなんて、とても不可能。実際はそこそこの量が出ているのに、その大きなカップのせいで少なく見えているだけなのかもしれません。
 日本生殖医学会のホームページには海外の研究を引用して、40歳未満の精液量の平均が3.7mlであると記載されています。また、精液検査の基準値は1.5ml(これ以上でないと妊娠が難しい量)となっています。
 ちょうど手指消毒用のジェルが “それらしい” 濃度でしたので、シリンジ(注射器から針を外したアレです)で3.7mlを計量した状態をお見せしたあと、膿盆の上にも出してみました。

仮想精液 3.7ml

あぁー。そんなもんなんですね。

 どうやら納得されたご様子。
 ほんとうに少ない場合もあり得ることですが、今回は誤解であって良かったです。

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