突発性難聴は治らない?治らないと言われた突発性難聴の改善ポイント

「もう治らない」と言われてしまった…。突発性難聴において、それは必ずしも「終わり」ではありません。
 確かに、聴力が完全には回復しない事例は一定数存在します。しかし、治療法が限られているからこそ、今できることに目を向けることが回復の鍵になることもあります。
 この記事では、突発性難聴についての基本的な理解から、治りにくいケースでも希望を持って取り組める治療のヒントまで、文献に基づいて丁寧に解説します。

目次

突発性難聴とは何か?急に聞こえなくなる怖い病気の特徴と頻度

 突発性難聴とは、いったいどのような病気なのでしょうか。
「もう治らない」と言われてしまった方なら既にご存じかもしれませんが、まずは突発性難聴のあらましをお伝えします。

発症の原因は未だ不明? ストレスやウイルス感染との関連性について

 突発性難聴は、突然、原因不明のまま片耳の聴力が急激に低下する病気です。定義としては、「72時間以内に連続する3つの周波数帯域で30dB以上の感音難聴が起きる」ものとされ、日本では年間3〜4万人が罹患していると推定されています。
 その原因については、現時点でもはっきりとしたことは分かっていません。ただし、多くの研究が以下の3つの仮説に注目しています:

  • ウイルス感染説
     ウイルスが内耳に直接感染し、聴神経や蝸牛の細胞にダメージを与える可能性があります。例えば、ムンプスやCMV(サイトメガロウイルス)などが関与することがあるとされています。とはいえ、病理的証拠は限られており、あくまで仮説の域を出ません。
  • 内耳循環障害説
     内耳に流れる微細な血流が、血栓や血管収縮などにより一時的または持続的に阻害されることで、酸素供給が不足し、聴力低下が起こるとする説です。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの既往歴がある方で発症しやすい傾向があります。
  • 自己免疫説
     自己の免疫システムが誤って内耳を攻撃してしまう可能性です。自己免疫性内耳疾患(AIED)として定義されることもあり、ステロイドに反応する例が多いことからも示唆されています。

 さらに、ストレスや疲労などによるHPA軸(視床下部-下垂体-副腎系)への影響も関連があるとされ、実験では鍼刺激がこのストレス応答を抑制する可能性も示されています。

突然の耳鳴りやめまいなど、突発性難聴の典型的な症状とは

 突発性難聴は、突然の「聞こえづらさ」だけでなく、以下のような付随症状を伴うことがよくあります:

  • 耳鳴り(キーン、ザーなど)
  • 耳閉感(耳が詰まった感じ)
  • めまい・ふらつき
  • 音の歪みやこもり感

 特に耳鳴りは80%以上の症例で認められ、難聴とともに生活の質を大きく損ないます。また、めまいを伴う症例は、治療反応がやや悪い傾向があることも知られており、早期の対応が重要とされます。一方で、これらの症状は軽度であっても油断は禁物です。突発性難聴は一刻も早い診断と治療開始が予後に直結するため、「様子を見る」ことが致命的になるケースもあります。

病院での診断基準と検査方法|聴力検査から血液検査まで解説

 突発性難聴の診断は、「音が聞こえにくい」という自覚症状に加えて、医療機関での客観的な検査によって初めて確定されます。症状が現れてからの時間が短ければ短いほど、診断と治療による回復の可能性は高まります。

診断基準(日本聴覚医学会 2018年版ガイドラインより)

  • 原因不明の感音難聴(突発性)
  • 発症は72時間以内
  • 聴力低下は連続する3つ以上の周波数で30dB以上
  • 片側性であることがほとんど

 この基準を満たすかどうかを判断するために、以下のような検査が行われます。

主な検査内容

  • 純音聴力検査(PTA)
     音の高さ(周波数)ごとに、どの程度の音量から聞こえるかを調べる検査です。500Hz、1000Hz、2000Hzなどの周波数で30dB以上の感音難聴が確認されると、突発性難聴の可能性が高まります。
  • 語音明瞭度検査
     言葉の聞き取りの正確さを調べます。難聴の程度や予後を判断する材料になります。
  • ティンパノメトリー/聴性脳幹反応(ABR)
     中耳の状態や、内耳〜脳幹までの聴覚神経の反応を見ることで、腫瘍などの他の疾患(例:聴神経腫瘍)を除外するために行われます。
  • 血液検査・MRI検査
     ウイルス感染や自己免疫疾患の兆候、炎症マーカーの有無、脳や聴神経周囲の異常の有無などを評価するために必要に応じて実施されます。

 これらの検査によって、突発性難聴と診断された場合、治療はできるだけ早く開始することが重要になります。

早期診断が回復のカギに!突発性難聴診断後すぐに取るべき行動

 突発性難聴は、発症から1週間以内に治療を開始するかどうかで、回復の見込みが大きく変わります。実際、発症から早期に治療を受けた場合、約3割が完全回復し、さらに3割がある程度の改善を得るとされています。
 一方で、発症から2週間以上が経過した場合、治療に対する反応性は急激に低下するとされています。
 治療開始のタイミングが、治療の成功率に直結していること分かります。

もし耳の違和感を感じたら、すぐに行動を

「片耳が詰まった感じ」「キーンとする耳鳴り」「音が聞こえにくい」

これらは突発性難聴の典型的な初期症状です。すぐに耳鼻咽喉科を受診し、聴力検査を受けることが最優先です。「そのうち治るかも」と様子を見ることは、聴力回復のチャンスを逃す原因になりかねません。

 この先の章では、現在の医療で最も標準的な治療とされているステロイド療法、その効果と副作用、さらにそれ以外の治療選択肢について掘り下げていきます。

有効なのは発症後2週間以内!ステロイド療法と治療の最前線

 突発性難聴に対する第一選択の治療として、今もなお中心的な位置を占めているのがステロイド療法です。プレドニゾロンなどの副腎皮質ステロイドには、炎症を抑え、内耳の浮腫や神経伝導の障害を軽減する作用があります。プレドニゾロンは一般的に発症直後から7~14日間の服用が基本とされ、重症例では点滴によるステロイドパルス療法が行われることもあります。
 さらに、内服や点滴での効果が乏しい場合には、鼓室内ステロイド注入が実施されることがあります。これは鼓膜を通じてステロイドを直接中耳に投与するもので、内耳への薬剤到達率が高く、副作用も軽減されるというメリットがあります。

ステロイド治療の注意点と副作用

 ステロイドは非常に有効な薬である一方で、短期間の使用であっても次のような副作用が起こる可能性があります。

  • 不眠、気分の変動(多幸感や不安)
  • 血糖値の上昇
  • 胃腸障害
  • 感染症への抵抗力低下
  • 長期使用では骨粗鬆症や白内障・緑内障のリスク増加

 鈴木(2021)の報告では、プレドニゾロン7.5mg/日以上で副作用が増加する傾向が示されており、短期間でも精神・代謝系への影響に注意が必要です。特に糖尿病や高齢者では慎重な判断が求められます。

薬物治療以外にも期待が! 酸素療法や循環改善薬、ビタミンの効果

 ステロイド療法と併用されることの多い治療法として、以下のような選択肢があります。

高気圧酸素療法(HBO)

 特殊なカプセル内で100%酸素を高圧で吸入することで、内耳への酸素供給を増加させ、浮腫を軽減し、組織の修復を促進する治療法です。竹内(2016)の研究では、発症後4日以降の症例においてHBOが有効性を示したとされており、治療開始のタイミングによっては効果的な選択肢となり得ます。Khater(2018)の比較研究でも、HBOを併用した群で聴力回復率が有意に高かったことが示されています。

鼓室内ステロイド注入

 鼓室内投与については、鈴木ら(2011)による臨床データがあり、全身ステロイドとの併用で治癒率81.8%を記録しています。めまいを伴わない早期例では特に高い効果が認められました。

循環改善薬・ビタミン剤

 ATP製剤やアデホス(血流改善)メコバラミン(神経修復促進)ビタミンB12、ビタミンE(抗酸化作用)などはステロイドとの併用で使用されることが多く、副作用が少ないため、補助的治療として広く用いられています。

治療開始が遅れたらどうなる? 聴力回復の可能性と期間について

 突発性難聴の治療は、何よりもタイミングが重要です。日本聴覚医学会の手引きでも、「発症から2週間以内の治療開始が望ましい」と強調されています。
 佐藤ら(2012)の分類によると、Grade 4a(100dB以上の難聴+めまいあり)では、回復の見込みは最も低くなる傾向があります。ただし、治療開始が早ければ回復例もあることが確認されています。
 また、治療開始が遅れた場合でも、以下のような補完的アプローチによって一定の改善が見込まれることがあります:

  • 鼓室内ステロイド注入(IT):難治例にも有効な場合がある
  • 高気圧酸素療法(HBO):発症後4日以降でも一定の効果
  • 鍼治療や漢方、低出力レーザー療法(LLLT):後述のように、治療の可能性を広げる補助療法となり得る

 特に、「もう治らない」と言われてからも回復を目指す選択肢は残されている場合があるとを、ここで強調しておきたいと思います。

 次の章では、「治らない」と言われた方が次にどう向き合えばよいのか──新たな治療法の可能性や、鍼灸・レーザーなどの補完療法について詳しく掘り下げていきます。

「治らない」と言われたら? 諦める前に試したい治療法の可能性

 突発性難聴の回復は、確かに「時間との勝負」であり、発症後2週間以内の治療開始が望ましいというのは間違いありません。けれども、治療開始が遅れたからといって、すべての可能性が閉ざされるわけではありません。
 ここで言う「治らない」とは、聴力の回復が不十分な場合だけでなく、耳鳴りや耳閉感、めまいといった随伴症状が長く残ってしまうことも含まれます。
 たとえ聴力の数値がある程度回復しても、聞き取りにくさや音のゆがみ、不快な耳鳴りが続くことで、生活に支障や不安を感じる方は少なくありません逆に、聴力の回復が不十分でも、不快な随伴症状が軽減することで、日常生活を送りやすくなる可能性があります。
 そうした「残る症状」に対しても、まだできることがある。それがこの章のテーマです。

医師に治癒困難と言われても改善がみられるケース ―補完療法の選択―

 医師から「これ以上の改善は難しいかもしれません」と言われた場合、それは必ずしも聴力だけの話ではありません耳鳴り、耳閉感、音の違和感、めまいなどが長引くことで、患者さん自身が「治っていない」と感じるケースは多くあります。しかし、こうした“残る症状”に対しても、あきらめるのではなく、改善を目指せる補完療法やセルフケアの選択肢が存在します。

鍼灸のエビデンス

 Zhangら(2015)やRenら(2024)によるシステマティックレビューでは、鍼灸をステロイド治療と併用した群の方が、単独治療よりも有意に改善率が高いことが報告されています。また、Shiら(2024)の研究では、発症7日以内に鍼灸を開始した群の方が治療成績が良好であったことも示されています。これらは、突発性難聴に対する「早期導入の補完療法」として、鍼灸が機能する可能性を示しています。
 さらに、Eshkevariら(2013)の動物実験では、鍼刺激がストレス応答に関与するHPA軸を抑制する作用を持つことが示唆されており、自律神経の緊張や慢性的な疲労が影響している症例において、間接的に回復を支える手段となる可能性もあります。

■ システマティックレビュー(Systematic Review)
「システマティックレビュー」は、すでに行われた多数の研究を集めて、一定の基準に従って厳密に評価・分析し、全体としてどんな結論が導けるかを検討する研究手法です。信頼できる研究だけを選んで統合するため、個別の研究よりも全体像を把握するのに適しています。

LLLT(低出力レーザー治療)

 LLLT(低出力レーザー治療)とは、650〜830nmの可視光〜近赤外線のレーザーを照射し、細胞や組織の代謝を促進する非侵襲的な治療法です。耳鼻咽喉領域では、内耳の循環改善や有毛細胞の保護、炎症の軽減などを目的として使用されることがあります
 音響外傷モデルや耳毒性難聴モデルに対する動物実験では、近赤外線照射(650〜830nm)によって内耳の有毛細胞が保護され、聴力が改善したという結果が報告されています。
 さらに、Mirvakiliら(2014)は、感音難聴に起因する難治性耳鳴患者に対して、650nmの低出力レーザーを20回照射したところ、耳鳴りによる生活のつらさや不快感が明らかに軽減されたと報告しています。この研究では、耳鳴りが日常生活にどの程度影響しているかを示す質問票(THI)や、耳鳴りのつらさを数字で表す指標(VAS)を用いて評価されましたが、いずれも治療群では大きく改善していました。この研究の対象は、ほかの治療ではなかなか改善が見られなかった方々です。にもかかわらず、一定の症状軽減が得られたという事実は、「もう治らない」と言われた方にとっても、希望を持てる材料のひとつと言えるでしょう。

 三重県津市のじねん堂はり灸治療院では、こうしたエビデンスを踏まえて、鍼灸とスーパーライザーによる近赤外線照射(LLLT)とを併用する施術を提供しています。これは、聴力の改善だけでなく、自律神経や循環の調整を通じて、心身の全体的なバランスを整えることをも目的としています。

長期改善の見込めない場合の生活上の注意点と具体的対策法

 突発性難聴の回復には個人差があり、残念ながら後遺症として聴力の低下や耳鳴りが残るケースも存在します。しかし、たとえ「完治」が難しくても、日常生活の工夫や継続的なケアによって、苦痛や不安を軽減することは十分可能です

耳鳴りや聞こえづらさによる心理的ストレスへの対応

 岡野(2009)の調査では、一側性難聴者が感じやすいストレスとして、「会話の疲労感」「誤解される不安」「人との距離感への悩み」などが挙げられていました。こうした悩みに対しては、次のような対応が効果的とされています。

  • 認知行動療法(CBT)や心理カウンセリングによる支援
  • 耳鳴りへの対処法としてのサウンドジェネレーターや環境音利用
  • 周囲の理解と協力(家族や職場での情報共有)
  • 補聴器や補助装置の活用

 高橋(2021)も、耳鳴りや難聴による生活の質の低下に対して、「耳の症状を消すことよりも、苦痛を和らげて生活を立て直すことが大切」と述べています。

体調・体質の維持と全身的なケア

 突発性難聴は、全身状態の影響を強く受ける病気でもあります。特に疲労、睡眠不足、ストレス、冷えなどは、症状の悪化や再発につながる可能性があります。当院では、突発性難聴の患者に対して、鍼灸やスーパーライザー(LLLT)療法を通じて、内耳だけでなく心身のバランスを整えることを目指した施術を提供しています。特に「もう治らないかもしれない」という気持ちに寄り添い、少しずつでも回復の実感を持っていただけるように心がけています。

患者の声から学ぶ|突発性難聴と前向きに共存するために必要な心構え

 突発性難聴は、たとえ身体の治療が終わっても、その後に心のケアが必要になる病気でもあります。聴力の低下や耳鳴り、めまいといった症状が続くことで、日常生活や人間関係に支障をきたし、不安や孤独を感じやすくなることがあるのです。

 岡野(2009)の調査では、一側性難聴者が抱える心理的課題として、次のような声が挙げられています。

会話がうまくいかず、相手に気を遣わせてしまうのがつらい。
聞き返すのが申し訳なくて、わかったふりをしてしまう。
誰にも理解されず、疎外感を感じてしまう。

 このような感情を抱えたまま日々を過ごすことは、聴覚症状そのもの以上に生活の質を下げてしまう可能性があります。

日常生活で気を付けたい、難聴悪化を防ぐための具体的ポイント

 完全な回復が難しい場合でも、症状を安定させ、再発や悪化を防ぐためにできることはあります。以下は、文献や臨床の知見に基づいた日常的な対策です。

睡眠とストレスの管理

 突発性難聴の発症要因の一つとして、心理的・身体的ストレス過労、睡眠不足が関係している可能性があります。そのため、できる限り生活リズムを整え、心身の過緊張をゆるめることが大切です。

  • 夜更かしを避け、毎日同じ時間に就寝・起床する
  • 仕事や家事を詰め込みすぎず、余白の時間をつくる
  • 軽いストレッチや呼吸法、鍼灸などの補完的ケアを取り入れる

 単純なことではありますが、このような生活リズムの管理が、つらい症状の悪化予防、場合によっては改善に寄与することが分かっています。

耳への負担を減らす工夫

 耳への負担を減らすことも重要です。

  • 大音量の音楽や騒音環境を避ける(ライブ、工事現場など)
  • 片耳が聞こえづらい場合は、聞こえる側を相手に向けるように工夫する
  • 補聴器やサウンドジェネレーターの活用を検討

 以上のような生活上の工夫が、耳の負担を和らげ、ストレスの連鎖を断ち切ることにつながります。

まとめ|突発性難聴になったら一番大切なことは「早期対応」と「諦めないこと」

 突発性難聴は、突然日常を変えてしまう病気です。けれども、それにどう向き合うかによって、未来は大きく変わっていきます。

  • 発症したら、できるだけ早く耳鼻咽喉科を受診すること
  • ステロイド治療や酸素療法を含む、医学的に推奨された方法を優先すること
  • 十分な改善が見られない場合も、鍼灸やレーザー治療、漢方など補完的手段を選択肢として検討すること
  • そして何より、「もう治らない」と思わず、希望を持って取り組むこと

 三重県津市のじねん堂はり灸治療院でも、医学的治療と併用できる安全な施術を通して、「もうできることはないかもしれない」と感じている方に寄り添うことを大切にしています。
 突発性難聴と向き合うすべての方が、「まだできることがある」と感じられるように。
 この記事が、その一助となれば幸いです。

本記事では、突発性難聴まつわる複雑な医療情報を、なるべく正確かつわかりやすくお伝えすることを心がけました。とはいえ、執筆者は医師ではなく鍼灸師です。どれほど丁寧に調べて書いても、限界があることをご承知おきください。また、本文中にある治療法を受けるよう指示する意図はありません。そして、様々な治療を受けたとても、聴力やその他の症状が回復しない場合もあります。
情報は“参考”として受け止めていただき、最終的な判断や詳細は、信頼できる医療機関で確認することを強くおすすめします。

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