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新緑の時期、自然に触れて癒しを得られる4つの場所

 間もなく5月。新緑の時期です。新生活の疲れも顔を覗かせるころですから、どこか自然豊かなところで癒しを得たいという思いに駆られる方もあるのではないでしょうか。
 とはいえ、自然と言ってもいろいろあります。今回は癒しを得るためにどんな自然に触れたら良いのか、私見を交えて紹介できればと思います。

1.里山

 一番のおすすめは里山です。
 里山とは、「山が人里に隣接した領域」のこと。人が人のために手を加え、共生している自然のことです。
 のどかな風景やのんびりとした空気が気持ちを和らげてくれます。運動がてら少し分け入ってみるのも良いかもしれません。清流や苔むした林道が、あなたを癒してくれるはずです。
 私個人としては、そこに身を置くことで人と自然とのつながりを感じ、自分が“終わりのない大きな循環の一部”であると意識させられることで癒しを得ています。

2.鎮守の森

 鎮守の森の静謐は素晴らしいと思います。長年管理されている森に、人びとの思いや歴史の積み重ねを感じることもあるでしょう。気持ちが和らぐとかリラックスするというよりはむしろ、凛とした空気に身が引き締まるといった具合ではないでしょうか。心が洗われる心地とでもいいましょうか。力を得るとか、スッキリするとも言い換えられるかもしれません。これも癒しと言えます。
 私は巨樹・古木が好きで、出張や旅行で県外に行くことがあると、近くの巨樹・古木を探して見に行くようにしています。神社のご神木のこともあれば、単独の樹が信仰の対象になっていそうなところもあります。そういう場所で共通して感じるのは、自然(神)に対する畏敬の念です。巨樹・古木はそこにあること自体が尊いのです。

3.深山(手つかずの山林・原野)

 現状、手つかずの山林がどれほど残っているかは分かりかねますが、長年人の手が入っていない山や原野に足を踏み入れることで、自然との一体感を得て癒されるというかたもあるかと思います。
 私に関して言えば、そのようなシチュエーションで癒しを感じることはありません。むしろ、得体のしれない恐怖を感じてしまいます。自然に飲み込まれてしまうというか、人では対処できない力に侵される予感というか、「ちょっと、ここから先は行きたくないなぁ……」と、なってしまいます。そういった場所に行って「癒された~」と言えるかたは、きっともう、充分強いのだと思います。

4.公園

 そう。公園です。公園で良いのです。わざわざ遠くまで出かけなくとも、手入れの行き届いた木々のある公園でのんびりすれば十分に癒しの効果を得ることができます。新緑ということで森や山の方面ばかり提案していますが、街中でも、海辺でも構わないです。海浜公園の松林で波の音に耳を傾けながら転寝するのも良いです。
 実は私。開業するまでの数か月間、無職だった時期がありました。貯金を食いつぶしながら時々バイトをしつつ、朝から近所の公園のお気に入りの場所にテントを張って、本を読んだりゴロゴロしたりの毎日を送っていました。先のことなんて何も考えず、ただただ木陰で好きな本を読む。今思えば、人生で一番リラックスできていた時期だと思います。読書によって知識を得ていく充足感もありました。


 と、まあ、さいごは私の怠け者ぶりを披露することになりましたが、癒しを得るなら里山、そして公園で充分かと存じます。スッキリしたいなら鎮守の森。深山はおすすめしません。あくまで個人的にですけれど。
 津市では美杉において森林セラピーなる取り組みを長年にわたり行っていますから、利用してみるのも良いと思います。美杉森林セラピー基地運営協議会の末席を汚しておりますので、宣伝しておきます。森林セラピスト・セラピーガイドに導かれて癒されてみてください。

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