患者情報の利用について

指導者たれ! 指導者は実践者であり研究者である

 駆け出しのころに頂戴した言葉を体現すべく、じねん堂の施術者は学会発表や専門誌への投稿等に精を出してまいりました。小さな団体の地方学会が中心ではありますが、それでも、自分が行った施術法や症例について一定の手順をふんで纏めたり、検証・考察したりすることは、それらに対する理解をさらに深めてくれました。

 さて、発表や投稿をするには、作成する報告に “登場” する患者に許可を得なければなりません。以前は一人びとりに直接話をしたりはがきを送ったりして、協力をお願いしていました。
 しかし最近、やって当たり前のはずのそれが非効率的だと感じるようになり、事前記入用紙にチェック欄(拒否ならチェック)を設けて対応することにしています。

 ニュースレター等の送付は拒否される方も一定数おられるのですが、患者情報の研究目的使用については今のところ拒否をされた方が1人もおりません。本当にありがたいことです。
 これで、ぽっと思いついたような研究テーマもスムーズに形にすることができそうです。

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